陰部や顔にできた「できもの」についてお悩みでしょうか?

ニキビの場合もありますが、もしかすると毛嚢炎かもしれません。

見た目からの判断がしづらく、ニキビだと思ったら毛嚢炎だった!というケースも。

とくに湿気が多く不衛生になりやすい陰部や、髭剃りなどでダメージを受けやすい顔は毛嚢炎が発生しやすい部位です。

 

このページでは、毛嚢炎とニキビの違いから対処方法までを解説します。

■毛嚢炎(毛包炎)とニキビの違いと症状

外見的には毛嚢炎とニキビの症状に大きな違いはありません

赤く腫れることが多く、種類的には赤ニキビに近いといえます。

 

初期段階ではかゆみや痛みはあまり感じません。

時間の経過とともに赤みを帯び、先端の内側に膿がたまりはじめます(小膿胞)。

 

どちらも毛穴付近の皮膚が炎症を起こしており、痛みや腫れを引き起こしている状態です。

この2つには、発生する原因に違いがあります。

◆ニキビが発生する原因

ニキビはホルモンバランスや食生活などが影響して毛穴が詰まり、毛穴に住む「アクネ菌」が過剰分泌された皮脂を栄養に増殖することで起こる炎症です。

 

ニキビが発生する要因は生活習慣以外にも、思春期の成長ホルモンなども影響するため一概には言えません。

 

ただ毛嚢炎と決定的に違うのが、ニキビは体内バランスの影響でできてしまうという点です。

◆毛嚢炎が発生する原因

毛嚢炎は主に外部からの刺激によって肌(毛包部分)が傷ついたとき、その傷口から黄色ブドウ球菌」「コアグラーゼ陰性ブドウ球菌という細菌が感染することで発症します。

 

傷ができたあとも湿気が残っていると感染する確率も高くなるため、陰部やVIOラインに発生するケースが多いです。

 

生殖器の構造上、男性よりも女性の外陰部などにできる傾向にありますが、最近は男性でもVIOの毛を全剃りするなどで毛嚢炎になることがあります。

 

あなたの身体に発生した炎症に黄色ブドウ球菌が潜んでいれば、それは毛嚢炎である可能性が高いです。

アクネ菌の増殖が要因であるならニキビとなります。

 

どちらにしても、症状だけで判断するのは困難でしょう。

■毛嚢炎ができたときの対処方法・治療方法

たまにポツポツとできる程度なら、放置しておいても自然治癒で回復することが多いです。

洗顔やボディソープなどでこまめに洗い流し、患部を清潔にしておきましょう。

 

気になって触ってしまいそうなりますが、手の雑菌が付着してしまうため触れないようにしてください。

その他、栄養バランスや睡眠時間を十分に確保するようにして、自己免疫力を高める努力をしましょう。

 

炎症が広範囲に及び重度の毛嚢炎になっている場合は、市販薬または皮膚科での診察を受けたほうがいいかもしれません。

◆市販

毛嚢炎に対して有効な市販薬は、基本的に「抗生物質軟膏」が主成分のお薬になります。

具体的には以下のような商品名です。

・ベトネベードN軟膏AS ・オノフェF
・フルコートf ・ニューマレン
・テラ・コートリル軟膏a ・ドルマイシン軟膏
・クロマイ-P軟膏AS ・クロロマイセチン軟膏2%A
・ドルマイコーチ軟膏AS ・テラマイシン軟膏a

どのタイプでも問題ありませんが、重度の毛嚢炎の場合は本格的な抗生物質が必要になります。

そうなると市販薬での対応は難しいため、皮膚科で医師の診察を受けるようにしてください。

◆皮膚科の受診

市販薬を使っても効果が見られない場合や、治ったと思っても同じ場所に何回も毛嚢炎ができてしまうときは、1度皮膚科に相談してみましょう。

 

病院に行くのが嫌だ!と思うかもしれませんが、1度診察を受ければ以後は薬剤師に薬を処方してもらえます。

ほんの十数分のことなので、まずは相談してみてください。

■毛嚢炎を放置するとどうなる?

毛嚢炎が重度になると、膿が溜まり痛みやかゆみを伴うようになります。

一定期間を過ぎると膜が破れて、なかの膿が流れ出すことが多いです。

 

基本的には数日中に自然治癒するケースが多いですが、万が一にも雑菌により悪化する可能性もあるでしょう。

また毛嚢炎に似た症状の別の病気かもしれません。

 

軟膏などで様子を見て、改善しないようであれば一度皮膚科を受診することをオススメします。

■毛嚢炎の予防方法

何よりも毛包部に傷を作らず、清潔に保つことが最大の予防です。

毛嚢炎は黄色ブドウ球菌などの細菌が原因で発生する病気なので、清潔に保てば感染する可能性は低くなります。

 

予防対策として挙げられるのは、以下のような方法です。

  • 規則正しい生活習慣と食生活
  • こまめな洗顔・手洗い・洗浄
  • 脱毛目的で毛抜きをしない(毛穴付近が傷つくため)
  • カミソリ負けに注意する(シェービングクリームやジェルを使う)
  • ムダ毛処理後は乳液や化粧水で保湿する

◆剃毛や毛抜きも要因の1つ

ピンセット

男性が毛嚢炎になる理由のひとつが、ひげをピンセットなどで抜く「毛抜き」です。

 

外見的には出血をしていないように見えても、毛根部分の毛細血管はちぎれているため、毛包部にも傷ができます。

 

そこに細菌が感染することで、毛嚢炎を発症してしまうのです。

素人による毛抜きはどうやっても毛穴を傷つけるので、やらないことをオススメします。

 

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■毛嚢炎(毛包炎)の種類

肌が傷つくことが原因になるという点から、毛嚢炎と似通った症状がある炎症や病気も簡単にご紹介しておきましょう。

 

主に男性の髭剃りや毛抜きが要因となるケースが多いです。

尋常性毛瘡(カミソリ負け)

カミソリでヒゲを剃る際に、刃が肌を傷つけることで起こる肌荒れ・炎症の総称です。

 

対策は剃毛前にしっかりと毛を温めて毛穴を広げ、なおかつ十分に水分を含ませて柔らかくしておきます。

 

剃毛時にはシェービングクリームやジェルを塗り、肌への負担を最小限に抑えましょう。

その後、乳液や化粧水などのスキンケア用品で肌を保湿ケアすることも大切です。

鬚毛部仮性毛包炎(ひげの内方発育)

剃ったヒゲが毛穴から外に向かって生えてこず、毛穴の内側に向かって生えていくことで炎症を起こす病気です。

 

ヒゲがくせ毛である黒人などに多く、毛嚢炎にとても似た症状をしています。

皮膚科の医師が見ればすぐに判断できるケースが多く、治療法は毛嚢炎と同じです。

 

炎症の元となった毛は自然と排出されるので、基本的に問題ありません。

参考:MSDマニュアル家庭版

■まとめ

毛嚢炎はニキビやヘルペスとも似ているため、初期段階だと素人にはほとんど判断がつきません。

 

いずれも自然治癒ができるものですが、少しでも治癒が遅いようなら皮膚科の診断を受けてみるようにしましょう。

 

 

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